さらにリアルな地形表現を楽しむためには、衛星写真や航空写真をマッピング(貼り付け)
すると、リアリティがぐ〜んとアップする。さて、マッピングデータとは?
USGSから刊行されている。
購入は日本でもできるがきわめて高価。一方、データそのものは
利用自由のようにも思えるのだが(よくわからない)。解像度は2種類ある。「TM」
(Thematic Mapper)と
呼ばれるもので、30m程度。7つのチャンネル(光の波長)を持っており、これを組み合わせること
によってカラー写真を再現できる。
国土地理院より刊行されている。 山間部には弱い。
フランスSPOT衛星画像を「幾何補正」し、国土地理院の1/25000地形図の範囲で 地図投影座標系の上に作製された衛星画像がCRC研究所から販売されている。解像度約10m。 SPOT衛星画像
SPIN-2が提供する衛星画像。 解像度2mを誇る。
民間から打ち上げられる人工衛星から、詳細な(解像度1m〜とか)衛星写真が提供される模様。ただし、
個人で購入できる金額ではないだろうが(?)。
EarthWatch
スペースシャトルから撮影された写真。地上解像度は2km程度が普通で、あまり有望ではない。
WWWページはここ。
例:スペースシャトルから見た駿河湾
地上解像度は1.5km程度。
NASAでは、
火星の数値地図をCD-ROMで
頒布している。
Digital Image Mapという、鳥瞰図のようなもの(1/256゚メッシュ〜解像度約250m)
が、一般マニア(って実際いるのか!?)にも興味のあるところ。Digital Image Mapは、インターネット上から実際に見ることができる。
なお、見るだけなら、VRLI
(Virtual Reality Laboratories, Inc.)が発売している Mars ExplorerというCD-ROMソフトで見るのが
圧倒的に便利(解像度は落ちるけど)だろう。
NASAによる、金星の 解像度75mの数値地図のCD-ROMで
の 頒布もスタートしている。
20年も前に探査が終わった火星と異なり、金星はまだ探査がされたばかりなの
で、データの方はあまり整理されていない。しかも大量、まだ刊行途中にも拘わらず
CD-ROM126枚組(1995年12月現在)! (でも、$800以下という安さ)。
解像度の低いものなら、またまた登場 VRLI
(Virtual Reality Laboratories, Inc.)が発売している Venus ExplorerというCD-ROMソフトで見るのが便利。
なお、金星のモザイクマップはここで見られる。
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