MoVは、数種類のプラットフォーム上で動作します。
MoVの動作には、各OSとともに、インテル社の80286以上(Win32版は80386以上)の機能を持つCPUが必要です。また、486DX以上の環境を強く推奨します。
WinMoV 日本語Windows95/NT版version 1.6(1997年3月)
WinMoV 日本語Windows版version 1.71(1997年10月)
MoV 日本語Windows95/NTコマンドライン版 version 1.6(1997年3月)
MoV DOS/V版version 1.5(1996年3月)
MoV PC-98(MS-DOS)版version 1.3(1996年1月)
MoV、WinMoVの最新版は、 NIFTY-Serve, FYAMAP(山の展望と地図のフォーラム)からダウンロードできます。MoV を使ってみたい方は、こちらから入手することをお奨めします
安定に動作するバージョンのWinMoVは、ベクターデザインの山岳データ表示のページなどから入手できます。そのほか、以下のFTPサイトからも入手できます。
ASAHIネット
Windows3.1版 WinMoV
ベクターデザイン
ASAHIネット
通信総合研究所
工業技術院
電子技術総合研究所
埼玉大学
学術情報センター
DOS版 MoV
ベクターデザイン
ASAHIネット
富士ゼロックス
通信総合研究所
工業技術院
電子技術総合研究所
埼玉大学
学術情報センター
Windows95/NTコマンドライン版 MoV
NIFTY SERVE 、FYAMAPにあります。
これ以外の入手方法などは、 最新ニュースをご覧ください。
MoVの動作には、数値地形データが必要です。利用できる数値地形データには、
国土地理院の数値地図
フリー数値地図
米国地質調査所(USGS)のDCWDEM
カシミールのメッシュファイル
があります。詳しくは解説をご覧下さい。
MoVの内容と作者の意気込み(笑)については、数値地図フェアのパンフレット原稿 をご笑覧ください。
MoVの特徴は地図データから展望図を作成する際に,必要以上に詳しい 計算を行っていることです。
ご興味のある方は以下の解説をご一瞥ください。(意見歓迎)
(1)は高校程度の数学,(2)は大学初年程度の物理の知識が必要です
(1) 必要以上に詳しい地球上の2点間の仰角と方位角の計算
(2) 異常にこだわっている地球大気による光線の屈折の計算
(3) 七面倒にも計算で描く青空と夕焼けのシミュレーション(準備中)
CGらしくないCGを目指しております。
↑自動モードで描いた場合。パラメータをほとんど何も指定しない場合の画像です。
↑最新版から搭載されたスケッチモードの描画です。
上の絵は、米国地質調査所(USGS)のDCWDEMを 利用して描いた駿河湾からの眺望です。国土地理院の数値地図を利用すると、さらに精密な絵が描けます。
USGSのDCWDEM(約1kmメッシュ)、国土地理院の数値地図250mメッシュ、同50mメッシュで
描いた結果を比較してみました。
元にする数値地形データの精度により、描かれる鳥瞰図
CGがどのように変わるのかを、駿河湾海上から静岡中部を眺めた
場合を例にとって説明します。
最初の図は、USGSの30秒メッシュデータ
(約1kmメッシュ相当、無料)を使用したものです。
海岸線はギクシャクしており、三保半島はかろうじて判別できるだけです。
同定できる山は富士山だけで、山地と平地の区別がなく、融けかかった飴
のような印象です。日本平はまったく判別できません。
次の図は、国土地理院の数値地図 標高(250mメッシュ)を
用いたものです。
海岸線は多少なめらかになり、山地の山襞も見えてきます。地元の人なら、富士山以外のいくつかの山の名
前を指摘することもできるでしょう。
3番目に、国土地理院の数値地図 標高(50mメッシュ)を
用いたCGを示します。
清水港の埠頭が明瞭になり、海岸線は滑らかにつながっています。富士山には幾筋もの沢
が見えてきました。山地と平地がくっきりと分かれて、見えるようになりました。
一応、ソフト開発をまだ予定しています。
・総合画像データ処理機能搭載。
・東西方向の描画の不安定を解消。
・巨大描画サイズに対応。
・気差への本格的な対応。
・ジオイドへの対応。
32bit対応版のみ提供の見込み。
時期:α版は、できましたが...。
皆様のご要望、ご意見をお待ちしています。簡単にできることでしたら、 対応します。
kaikomaさんの山岳写真工房のページ
多摩の岳夫さんのページ
DAN杉本さんのページ
お便りはこちら:
CXN00132@nifty.ne.jp